この記事は、ゲーム実況者やYouTuberを目指している人、実際に活動してる人向けの記事です。
どうも。鳥の爪団 総統です。
筆者はYouTubeでゲーム実況をしています。
現在のチャンネル登録者数は約11万人・活動歴は8年です。
説得力の為に書きますが、筆者は実際にYouTubeのゲーム実況で生計を立てています。
興味を持った方は是非見に来てくださいね。
今回は「次世代ゲーミングモニターの選び方とおすすめモニター」についてお話ししていきます。
- ・ゲーミングモニターって何が凄いのか知りたい
- ・どんなモニターを選んだらいいのか分からない
- ・モニターの買い替えを検討している
- ・デュアルモニターを検討している
こういった人の参考になれば幸いです。
次世代ゲーミングモニターとは
次世代ゲーミングモニターとは文字通りゲームをするのに最適化された最新のPCモニターのことです。
PS5やXbox Seriesといった最新のゲーム機を最大限に活かすことができます。
一般的なゲーミングモニターと比べて以下の点が優れています。
- ・入力遅延が少ない(応答速度が速い)
- ・リフレッシュレートが高い(fps)
- ・4Kコンテンツに対応している(解像度)
- ・入力端子にHDMI 2.1を採用している
こういった特徴を持っています。
また、従来のモニターでは ”解像度のみ高くできる” や ”fpsのみ高くできる” といった特徴を持ちスペックを両立することが出来なかったのですが、次世代ゲーミングモニターではそれを両立できるようになっています。
おさらい兼ねて今一度確認していきましょう。
入力遅延(応答速度)とは
入力遅延とは
ゲームなどでコマンド入力した時に、モニターが反応して画面に表示するまでの遅延のことです。
FPSゲームなど、一瞬が勝負を分けるゲームではこの入力遅延が大きいと撃ち合いで勝ちづらかったりします。
シビアな入力や反応が求められるFPS・格闘ゲームでは入力遅延の少ないゲーミングモニターを導入することをおすすめします。
リフレッシュレート(fps)とは
リフレッシュレート(fps)とは
モニターが1秒間に画像を書き換えることのできる回数のことを指します。
リフレッシュレートが高ければ滑らかに映像を見ることができ、画面酔いなどの防止にも繋がります。
繊細で美しいゲームを楽しむにはリフレッシュレートが重要になる訳ですね。
- ・一般的なモニター:60Hz ほど
- ・ゲーミングモニター:144Hz〜240Hz ほど
現在売れ筋のゲーミングモニターの支流は144Hz。
次世代ゲーミングモニターでは240Hzほど出るものもありますが、その分高額になるので注意です。
次世代ゲーミングモニターの選び方:チェックすべきポイント
PS5・Xbox Seriesに適したモニター選びでチェックすべきポイントです。
画面サイズをチェック
PS5やXbox Seriesに適した次世代ゲーミングモニターは従来のモニターよりサイズが少し大きめに設計されていることが多いです。
小さめを選ぶなら28型くらいからスタートし、大きいサイズだと43型くらいまでのラインナップが現在揃ってきています。
モニターが大きければ、4Kの映像をより美しく楽しめますが、大きすぎても返って目の動く範囲が広がり、疲れやすさ・酔いやすさに繋がるので、自分にあったサイズを選びましょう。
参考までにFPSなど反射神経が求められるプロゲーマーに好まれるサイズは、小さめのモニターだそうです。少し意外ですよね。
パネルの種類をチェック
聞き馴染みがないと思いますが、ゲーミングモニターには「TNパネル」「IPSパネル」「VAパネル」という3つの種類があります。
それぞれの特徴の比較は以下の通り。
パネルの種類 | TNパネル | IPSパネル | VAパネル |
---|---|---|---|
傾向 | 動きの速いFPS・TPSゲーム向け | RPGなど映像美を楽しむゲーム向け | バランス重視 |
応答速度 | 速い | 少し遅い | 標準的 |
視野角 | 狭め | 広い | 広い |
色表現 | 画面の隅の色再現が少し苦手 | 色再現に優れる | 明暗の表現に優れる |
価格 | 比較的安価 | やや高価 | 標準的な価格 |
自分がよくプレイするゲームがどんな作品が多いのか、予算とも相談しながら、バランスを見てモニターを選びましょう。
解像度をチェック
次世代ゲーミングモニターの最大の特徴でもある4K(3040×2160)のモニターを選びましょう。
4Kコンテンツは今後も増え続けますし、ゲームの魅力を最大限に引き出せます。
ただし、パソコンの性能によっては解像度を活かしきれない可能性もあるので、購入前にGPUなどスペックの確認は忘れずに。
PS5やXbox Seriesを接続する場合は問題ありません。
入力遅延(応答速度)をチェック
モニターの応答速度は「〇ms」と表記するのですが、最近のゲーミングモニターは「1ms」前後が多いです。
数値が低いほど、遅延が少なくて高性能だと覚えておくと良いでしょう。
「1ms」を切るモニターはハイスペックモデルです。
入力端子の種類をチェック
PS5やXbox Seriesで使用する場合は、最重要と言っても過言ではないかもしれません。
PS5などには「HDMI2.1」という最新規格が採用されていて、スペックを最大限に活かす為には、モニター・テレビ・ケーブル全てがHDMI2.1に対応していなければ、ゲーム機本来のスペックを引き出せません。
DVIやDisplayPort・USBなど、他の規格が採用されている場合は、PCとの接続もしやすいので、PS5とPCどっちでも利用する可能性がある方はその辺もチェックしておくといいでしょう。
モニターアームでデスクを広く使う
モニターアームを使うことでデスクを広く使える場合があります。
また、ゲーム実況者を本格的に目指すならデュアルディスプレイにする方も多いと思いますが、モニターアームで高さを統一させるとかなり見やすいのでオススメですね。
ゲーム実況者におすすめの最新ゲーミングモニター
ASUSが新製品・4モデルを2021年11月26日に発売します。
11月15日~11月25日まで予約を受け付けていて、その後は入手困難になることが予想されます。※11月の執筆時点
中でも「ROG STRIX XG43UQ」は、世界初の43型HDMI 2.1ゲーミングモニターです。
下記に新製品の詳細をそれぞれ記載しておきますが、買えなかった方は他の会社のゲーミングモニターも検討してみるとよいかもしれません。
いずれにせよ世界的な半導体不足により、PS5などと同様に次世代ゲーミングモニターも入手が困難な状態になっていますね。
ASUS(エイスース) ゲーミングモニター ROG STRIX XG43UQ
インチ | 43型 |
パネルの種類 | LED / VA |
解像度 | 3,840×2,160(4K) |
リフレッシュレート | HDMI 2.1 (水平30~135 KHz、垂直48~144Hz) HDMI 2.0 (水平30~135 KHz、垂直48~60Hz) DisplayPort (水平275~275KHz、垂直48~144Hz) |
入力遅延(応答速度) | 1ms |
入力端子 | HDMI 2.1×2 HDMI 2.0×2 Displayport×1 |
想定価格 | 178,200円(税込) |
HDMI 2.1に対応した43型ゲーミングモニターです。 文句なしの4K/120Hzが実現可能です。価格が高いのがネック。
ASUS(エイスース) ゲーミングモニター ROG Swift PG32UQ
インチ | 32型ワイド |
パネルの種類 | LED / IPS |
解像度 | 3,840×2,160(4K) |
リフレッシュレート | HDMI 2.1 (水平30~340 KHz、垂直48~144Hz) DisplayPort (水平30~370KHz、垂直48~155Hz) |
入力遅延(応答速度) | 1ms |
入力端子 | HDMI 2.1×2 Displayport×1 |
想定価格 | 131,200円(税込) |
144Hzのゲームのために設計された32型4K UHDが特徴です。 色表現にも優れています。
ASUS(エイスース) ゲーミングモニター TUF Gaming VG28UQL1A
インチ | 28型ワイド |
パネルの種類 | LED / IPS |
解像度 | 3,840×2,160(4K) |
リフレッシュレート | HDMI 2.1 (水平30~255 KHz、垂直48~144Hz) HDMI 2.0 (水平30~180 KHz、垂直48~144Hz) DisplayPort (水平30~340KHz、垂直48~144Hz) |
入力遅延(応答速度) | 1ms |
入力端子 | HDMI 2.1×2 HDMI 2.0×2 Displayport×1 |
想定価格 | 92,520円(税込) |
NVIDIA G-SYNCに対応し、最大4K 120Hzの滑らかな映像が楽しめます。 28型と現実的なサイズ感・10万円を切る価格にも注目です。
ASUS(エイスース) ゲーミングモニター TUF Gaming VG289Q1A
インチ | 28型ワイド |
パネルの種類 | LED / IPS |
解像度 | 3,840×2,160(4K) |
リフレッシュレート | HDMI 2.0 (水平30~160 KHz、垂直40~60Hz) DisplayPort (水平160~160KHz、垂直40~60Hz) |
入力遅延(応答速度) | 5ms |
入力端子 | HDMI 2.0×2 Displayport×1 |
想定価格 | 40,320円(税込) |
同時に発売される他のモデルと比べて手を出しやすい価格が魅力的ですが、その理由はHDMI2.0のみが採用され、リフレッシュレートが劣る点。4Kではありますが、残念ながらPS5のスペックを最大限に発揮することは出来ません。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、本気でゲーム実況者を目指す人に向けに「次世代ゲーミングモニターの選び方とおすすめモニター」を解説してきました。
ゲーミングモニターは綺麗な映像が楽しめるだけでなく、目が疲れにくくなったり、作業効率のアップにも繋がります。
本気でゲーム実況者を目指すのであれば、「ゲーム実況活動と向き合える作業環境」を作ることは重要です。
パソコンやモニター、マイク、防音対策などは先行投資だと思えば実質タダみたいなものですね。
機材にお金を使ったのなら、それは活動をしていく中で回収すればOKだと思いますよ。
また、最新モデルは価格的に手が出しづらいので過去に紹介したこちらの記事もおすすめです。こちらではPS5の特徴である「4Kと120fps」どちらかを活かせるゲーミングモニターを紹介しています。
過去記事
≫ 【4K/120fps】2020:PS5におすすめのゲーミングモニターの選び方を現役ゲーム実況者が解説【買い替え時はいつ?】
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今回は以上です。
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