この記事は、ゲーム実況者や配信者を目指している人、実際に活動してる人向けの記事です。グリーンバックについて知りたい人の参考になれば幸いです。
どうも。鳥の爪団 総統です。
筆者はYouTubeでゲーム実況をしています。
現在のチャンネル登録者数は約60000人です。
説得力の為に書きますが、筆者はゲーム実況で生計を立てています。
興味を持った方は是非見に来てくださいね。
今回は「グリーンバックを使ってゲーム実況動画に自分の姿をクロマキー合成する方法」というテーマでお話をしていきます。
▼実際にゲーム実況に取り入れた例はこちら
この記事を読むと以下のことが理解できます。
クロマキー合成とは
クロマキー合成とはキーイングと呼ばれる切り抜き合成の一種で、特定の色の成分から映像の一部を透明にし、そこに別の映像を合成する技術を言います。
背景色には人物の肌色と補色の関係 にあるブルーやグリーンが多く使用され、もっとも身近な例ではニュースの天気予報の映像です。
色(クロマ)をもとにしたキー信号を使用するため、クロマキーと呼ばれています。
YouTubeにおいてのクロマキー合成
クロマキー合成は近年YouTuberやゲーム実況者の間でも使う例が多く、注目を集めています。導入のハードルが低いのもポイントです。クロマキー合成用のフリー素材も多く、YouTube内で「green screen」と検索するだけでもたくさんの素材が出てきます。また、背景色はグリーンだけでなく、ブルーやブラックなどもあり、撮影の用途に応じて色を使い分けます。名称もバックスクリーンやバックペーパーと呼ばれることもあります。
グリーンバックを使うメリット・デメリット
ゲーム実況動画にワイプ画面を導入する意味とグリーンバックを使うメリット・デメリットを見ていきましょう。
メリット
- ワイプ画面を導入する意味
- ・視聴者に実況者の感情や状況が伝わりやすくなる
- ・他の実況者との差別化に繋がる
- グリーンバックのメリット
- ・背景が透過されワイプ画面の圧迫感を軽減できる
- ・ゲーム実況以外の用途で使用することもできる(企画の幅が広がる)
YouTubeのテレビ化は進み、個人レベルで発信する動画にも高いクオリティが求められる時代へと突入してきています。
その流れは当然ゲーム実況界にもあり、プレイヤーの動きや表情、感情、状況が伝わりやすくなるワイプ画面を導入するチャンネルは増えてきています。
デメリット
- グリーンバックのデメリット
- ・機材にコストがかかる
- ・設置や撮影、編集の手間が増える
臨場感のある動画が撮れるようになる分、コストや手間は当然かかります。
設置などが毎日の作業となると大変かもしれません。
グリーンバックの設置方法
具体的に筆者が使用しているグリーンバックのご紹介と設置方法を見ていきましょう。
筆者の使用している機材(PR)
グリーンバック単体の価格は¥ 1,980
撮影スタンドの価格が¥ 3,998
合計で¥ 5,978です。
※2019年10月現在
グリーンバックのサイズや素材、キャリーバッグのありなしによっても値段が変動します。筆者の場合、ある程度の大きさや品質が欲しかったのですが、コスパ重視で選ぶこともできます。
更に高品質なものは下記など。
スタンドを組み立てる
撮影用の三脚スタンドを組み立てていきます。
とても簡単です。ドライバーなども必要ありません。
調整は以下の範囲できます。
- ❶高さ調整範囲:75cm-205cm
❷幅調整範囲:140cm-280cm
洗濯バサミのようなクリップも付属されているので、グリーンバックを固定できます。
グリーンバックをかける
簡易的に使用したい場合はグリーンバックをポールに垂らすだけでOKです。
グリーンバックの穴にポールを通すこともできるので、床までグリーンバックを伸ばしたいときもずり落ちることがなくて安心です。
撮影した素材を合成する方法
撮影が完了したら編集ソフトでクロマキー合成をしていきます。
私が使用している編集ソフトはAviUtlです。無料のソフトです。
AviUtlは、ゲーム実況者の中では使用している人も多く、拡張機能が豊富です。当然有料の編集ソフトにも、クロマキー合成やカラーキーの機能は用意されているはずなので問題なしです。
①Aviutlの場合は拡張機能の+ボタンからクロマキーを選択。
②キー色の指定で撮影した素材のグリーンバックの色をピックします。
③色相範囲や彩度範囲を調整すればグリーンバックの緑色がなくなり、透過されるはずです。
詳しいやり方はこちらの記事が参考になります。
»【AviUtl】透明化エフェクト(クロマキー・カラーキー・ルミナンスキー)の使い方【キーイング】
背景を透過したことでワイプ画面が綺麗に映るようになりました。
ワイプの大きさは、元素材の30%前後くらいにすると綺麗です。
まとめ
いかがだったでしょうか。
ワイプ画面を導入したり、グリーンバックを使用すれば、より視聴者に臨場感が伝わるゲーム実況動画を作れるようになります。
ご紹介した機材はこちらから詳細がチェックできます。
導入のハードルも非常に低いので、顔出し配信などに興味のある方は検討してみてはいかがでしょうか。
今回は以上です。
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また別の記事でお会いしましょう。
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