この記事は、ゲーム実況者やYouTuberを目指している人、実際に活動してる人向けの記事です。
どうも。鳥の爪団 総統です。
筆者はYouTubeでゲーム実況をしています。
現在のチャンネル登録者数は約65000人です。
説得力の為に書きますが、筆者はゲーム実況で生計を立てています。
興味を持った方は是非見に来てくださいね。
今回は「初心者ゲーム実況者が陥りがちなダメなパターン」についてです。
ゲーム実況を始めてみたものの、
- ・改善の仕方が分からない
- ・思うように登録者が伸びない
- ・全然稼げない
と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
過去の筆者はそうでしたし、現在も試行錯誤しながらもがいている最中です。
一人で悩んでいても苦しくなると思います。
そこで、今回は過去の自分にアドバイスする気持ちで「ダメなパターン」を洗い出してみたので、駈け出しゲーム実況者の人は一緒にチェックしてみてください。
当てはまる項目があるなら、それは「伸びしろ」です。
では順に見ていきましょう。
①ゲーム実況者の命「声」
まず、「声」についてです。
陥りがちなパターンは3つ。
- ・いい声を出そうと意識しすぎ
- ・テンションが低い
- ・声が小さい
いい声を出そうと意識しすぎ
いい声を出そうと意識しすぎです。
顔出ししていなかったとしても、声って意外と「性格や表情」みたいなものが伝わります。
等身大の自分ではなく「よく見せよう」としているのも伝わります。
「イケボ」や「カワボ」に憧れる気持ちは分かりますが、活きいきと自分らしさが出てる人の方が魅力的に映ります。
無理はせず、発声方法を意識して改善していき、「いい声である」ことよりも「最も伝わりやすい言い方・言い回し」を磨く方が重要ですね。
テンションが低い
特にゲーム実況を始めた頃の男性にありがちなパターンです。
筆者も初期の頃はテンションが低めでした。
なぜか「ゲーム実況をしている自分が恥ずかしいから」ですよね。
もしくは「実況のテンションを見つけられていないから」です。
- ・友人にバレたら恥ずかしい
- ・家族に聞かれたくない
- ・テンションを上げるのが恥ずかしい
- ・素直になれず斜に構えてる
こんな心境からテンションが低いはずです。
ゲーム実況動画は一種のエンターテインメントです。
等身大の自分ではありつつ、見ている視聴者のテンションを一緒に引き上げるような実況を心がけてみてください。
視聴者の感情・テンションを引っ張っていくのは実況者側です。
声が小さい
上記の「テンションが低い」と近いのですが、声のボリュームに気を配ってみてください。
編集で後から音量を増減させることも可能ですが、安定した声を収録するためには発声方法と機材の調整が重要です。
マイクアンプやオーディオインターフェースを利用しつつボリュームを適切にしましょう。
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もし、大きい声を出せるような環境が家にないということでしたら、落ち着いてゲーム実況に取り組めるような環境作りも大事です。
下記の記事では「自分で出来る防音対策」をテーマに解説してますので、興味があれば是非読んでみてくださいね。
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生放送に潜む罠
続いてゲーム配信・生放送についてです。
陥りがちなパターンは3つ。
- ・生放送だと無言
- ・生放送のアーカイブばかり
- ・生放送のサムネイルが毎回似ている
生放送だと無言
驚きですが「生放送で無言の人」多すぎです。
出演者が何人かいて、常に誰かしらが話しているなら話は別ですが、一人で配信してるのにずっと無言の配信者とか結構います。
せっかく視聴者が訪問してくれたとしても「あれ?どういう状況?」と疑問に思って離脱する確率が格段に上がります。
「矢継ぎ早に喋ろ」とまでは言いませんが、ある程度間を埋めるように「ゲームの現在の状況」を解説したり、「今どう思っているのか」などの感情の実況はすべきですね。
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≫ 【誰でも喋れるようになれる】トークスキルを上げる:現役ゲーム実況者が解説します
生放送のアーカイブばかり
一見やりがちなこちらの問題ですが、結構深刻です。
詳しい解説は下記の記事でしていますが、チャンネル全体が静かに死んでいきます。
大手ゲーム実況者だったのに、いつの間にかこのパターンで消えていく人も多いです。
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≫ 【罠】ゲームの生配信のしすぎはチャンネルを静かに腐敗させる
生放送のサムネイルが毎回似ている
上記の「生放送のアーカイブばかり」と連動するとかなり深刻です。
生放送は一度限りだったりするので、サムネイルを疎かにしがちですが、それにしても似たサムネイルを何度も使いすぎる配信者が多いです。
テンプレートを作れば楽かもしれませんが、「文字の変更」だけでなく「画像そのものの変更」や「配置や色の変更」はある程度行うことをお勧めします。
初心者がやりたがる需要のない企画
少々キツイ言い方ですが「需要のない企画」というのは一定数存在します。
初心者のゲーム実況者が憧れからか、やりがちな企画は以下の通り。
- ・ラジオ
- ・マイナーな2Dゲーム
- ・異常に長いシリーズ実況
- ・チャンネル登録者○○人記念
ラジオ
「ただの雑談」のことをラジオと言って配信してる人多すぎです。
ハッキリ言ってラジオを甘くみてます。プロに失礼です。
下手すると台本すら用意してないパターンも。
厳しい現実ですが、素人の面白くないトークには需要がありません。
やってみたい気持ちは分かりますが、ラジオをやるなら視聴者にある程度の需要が生まれてからが良いかと思います。
具体的には「チャンネル登録者数1000人」以上。
基本的にラジオは「既存の視聴者に更に “自分自身を知ってもらう” ための企画」だと考えておくとよいと思います。
まずは新規視聴者を増やしていく方が重要なので、本筋のゲーム実況に力を割くべきですね。
マイナー2Dゲーム
マイナーすぎる2Dのフリーゲームを実況したがる人、なぜあんなに多いのでしょうか。
- ・お金がかからない
- ・日本語で作られている
- ・スペックが低いPCでも遊びやすい
こういった理由があるのかもしれませんが、大概はどこに需要があるのか謎です。
2Dのフリーゲームが流行したのはもう何年も前のことです。
特にテキスト量の多いゲームは、読むこと自体に時間がかかってしまい、実況者の個性が出しづらいので、非常に難しい分野です。
どうしても2Dのフリーゲームが実況したい場合は「青鬼」や「Ib」など有名どころを抑えていき「検索からの流入」を狙うのが無難だと思いますね。
また、マイナーゲームの実況を成立させる為には、
- ・トーク力でカバーする
- ・編集でカバーする
- ・これからのトレンドを読む力
こういったスキルが必要になっていきます。
初心者のうちは、いきなりマイナーなゲームを実況するより、大手さんが既に投稿されてる作品を実況するのがよいですね。
異常に長いシリーズ実況
異常に長いシリーズ実況を投稿しすぎです。
例「〇〇の大冒険!part35」
いや長い。誰が見るのでしょうか。
シリーズを完結させる心構えは非常に重要ですが、長すぎるシリーズは視聴者にとって苦痛になります。
また、シリーズが長くなればなるほど視聴者は離れていき、自ずとコメントも減っていきます。
投稿者側のモチベーションを保つのも大変になっていきます。
長くてもpart12くらいまでがおすすめです。
初心者のうちはなるべく短編シリーズや単発で楽しめる動画を作ることを心がけましょう。
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チャンネル登録者○○人記念
チャンネル登録者○○人記念をすぐやりがちです。
登録者が増えることはもちろん嬉しいことですし、記念したくなる気持ちもわかりますが、「50人記念!」「100人記念!」「150人記念!」みたいな細かすぎる記念は不要です。
恋人との記念日をいっぱい作りそう。
最初のうちは登録者が増えていくことが特別なことのように錯覚しますが、正直100人や1000人なら誰でも達成できると思ってます。
ある程度大きい単位、1000人増える毎や10000人増える毎にお祝いするくらいで丁度いいかと。
視聴者と喜びを共有することは大事ですが、「どうして伸びたのか」「何が視聴者に受けたのか」などの分析をして、次に活かしていく方が重要です。
有益な動画や面白い動画を投稿していれば、後から数字はついてきます。
実況する上での心構え
初心者がやりがちな「心構え・言動」です
- ・負けると言い訳ばかりする
- ・肩書きに「初心者」などを付ける
- ・忙しいを理由に失踪
負けると言い訳ばかりする
対戦ゲームでありがちですが「負けると言い訳ばかり」する人っていますよね。
場合によっては暴言を吐いたり。
あれ、シンプルにカッコ悪くないですか。
大手実況者の方々は怒りの感情を「エンターテインメントに昇華」しています。
パフォーマンスの一部として、面白くトークを展開できるならまだしも、割と視聴者を不快にするだけの言動をしてしまっている活動者もいます。
自己満足でネットに投稿してる人が殆どだと思うので、単にリテラシーが低いのかなと思いますが、本格的に「ゲーム実況で人気になりたい」や「ゲームで稼げるようになりたい」ということでしたら気を付けた方がいいですね。
視聴者を巻き込んで、自分自身も楽しむことが最大のエンタメです。
肩書きに「初心者」などを付ける
これも結構います。
ゲーム実況に限らず、あらゆる活動で言えると思うんですが、「初心者や駆け出し」という言葉の裏には「逃げ」の意味が含まれます。
- ・初心者ブロガー
- ・駆け出しゲーム実況者
- ・ポンコツ絵師
こういった肩書を付けている人は、プロといて活動していくだけの覚悟がちょっと足りないイメージです。
「自分は自信がないです!」と自己紹介してるようなもの。
企画名に「まったり」を付けたりするのもニュアンスは似ていて、自己防衛の意味もあったりしますよね。
なんも考えず、とりあえず配信したい時に便利ですが、やりすぎは注意。
上記の肩書きの例を農家で例えると、
貴方がスーパーに行ったとして、沢山ある桃の中に「初心者が作った桃です!是非食べてみてくださいね!」と書いてあったら買いたいと思えませんよね。
同じ若い人でも、堂々としていて微笑んでいて「糖度が普通より高いです!」とか書いてある方が安心できます。
それと一緒です。
プロというと重たく感じるかもしれませんが、「発信してることに責任を持つ」という意味でのプロ。
肩書きに逃げの言葉を付けるとその言葉に甘えてしまうから要注意です。
逆に「少し容赦して欲しいな」という時はあえてそういったフレーズを使うのも、たまにはアリ。
忙しいを理由に失踪
こちらもよくあるパターン。
「最近忙しいので、落ち着いたら…」
→数ヶ月経っても帰ってこず、いつの間にか活動休止。
個人的には忙しいという言葉は「優先順位が低いです。」の言い換えだと思ってます。
本当にその活動を心からしたいのであれば、何よりも優先するはずです。
ゲーム実況者の大半は
- ・学生をしながら活動
- ・仕事しながら活動
といった何か別のことと両立させながらやってる人が殆どだと思います。
ある程度は仕方ないと思うんですが、何ヶ月もの単位となってくると話は変わってきます。
その間も専業で活動している大手実況者は良質な動画を次々に投稿していき、更に駈け出しの実況者に光が当たるチャンスが減っていきます。
一日で10分、その活動に充てることができれば一週間で70分です。
どんなに忙しくても「自分がやりたいと思って始めたこと」なら時間を作ってやりましょう。「人気になりたい。稼ぎたい。」なら尚更です。
やむを得ない時もあるかもしれませんが、基本的に「時間は自分で作るもの」ですね。
正しい方向に正しい時間の使い方と正しい努力が出来れば確実に伸びます。
編集でのミス
初心者がやりがちな編集でのミスです。
- ・サムネイルが手抜き
- ・効果音がやたらとデカい
- ・前置きが長い
サムネイルが手抜き
サムネイルは商品のパッケージと同じです。
動画内容と同じで、自分で意識的に変化させようと思わなければ、いつまで経ってもデザインの引き出しは増えていきません。
どうしても、いつも同じような手抜きサムネイルになってしまいます。
デザインは独学も可能です。
筆者が持っている本やデザインを学べる人気の本は以下の通り。参考程度にどうぞ。
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効果音がやたらとデカい
効果音の音量に気を付けましょう。
BGMは長尺なので、意識的にボリュームを下げている人が多いイメージですが、効果音は短い分忘れてしまいがちです。
想像してるよりも下げる方が良いでしょう。
前置きが長い
本題に入る前の前置きに注意しましょう。
YouTubeの動画はいかに早く本題に入るかが重要です。
前置きが長いとそれだけで視聴者は離脱していきます。
筆者の場合は「情報も伝えたい。でも前置きは短くしたい」と考えた結果、冒頭部分は比較的早口で前置きをすることが増えました。
実況するゲームの雰囲気にもよりますが、テンポと要点を押させることを意識し「伝わりやすい前置き」を大事にしています。
補足したいことがあれば、それは本編が始まってからでも遅くないですし、「今は話すことがないな」というタイミングでのネタにもなります。
自分の良いところを分析しよう
ここまでダメなパターンを洗い出してきましたが、中には「あぁ自分はこんなにダメなのか…」と落ち込んでしまった方もいるかもしれません。
大丈夫です。
誰でも「自分にしかない魅力」が必ずあります。
大切なのは「諦めず改善して努力していく気持ち」と「自分の良いところを冷静に分析する力」です。
チャンネル登録者が100万人いるような大手ゲーム実況者だろうと、最初から実況が上手かった訳ではないと思います。
何度も自分と戦いながら改善してきたからこそ、視聴者に魅力が伝わり、人気になり、ゲーム実況を仕事にできるまで成長させられたのだと思います。
貴方は「努力できるゲーム実況者・配信者」になりたいですか。
それとも「いつの間にか失踪する実況者」になりたいですか。
選択肢は貴方次第です。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は「初心者ゲーム実況者が陥りがちなダメなパターン」についてお話してきました。
貴方は何個当てはまったでしょうか。
繰り返しになりますが、改善点があるということはそれは ”伸びしろ” です。
常に向上心を大切にして活動を続けていきたいですね。
今回は以上です。
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