この記事は、ゲーム実況者やVTuberを目指している人、実際に活動している人向けの記事です。
どうも。鳥の爪団 総統です。
筆者はYouTubeでゲーム実況をしています。
現在はホラーゲームを多く実況していて、チャンネル登録者数は約13万人です。
説得力の為に書きますが、筆者は主にYouTubeのゲーム実況で生計を立てています。
活動歴は現在12年目で、3Dモデルを利用した動画制作なども個人で行っています。興味を持った人は是非見に来てくださいね。
今回は「配信活動の悩み」についてお話ししていきます。
- ・思うように数字が伸びず悩んでいる
- ・活動が以前より楽しくないと感じるようになった
- ・PCの前に座ると憂鬱になる
こういった人の悩み解決・参考になれば幸いです。
YouTubeはしんどいと感じませんか？
突然ですが、YouTubeの活動を続けるのはしんどくないですか？
筆者は、正直しんどいと感じることがあります。
よくYouTuberは『終わりのないマラソン』なんて表現もされますよね。
どこまで行けばゴールがあるのかも分からず、走っても走ってもそれが正しい道なのかも分からず、時には自分の足が進んでいるのかすら分からなくなる。
ゴールかな？と思うような大きな目標や山場を乗り越えても、また次の道が現れる。一度「しんどいな」と感じてしまうと自分の辛さにばかりに目を向けてしまい、よりしんどくなる。
周りに目を向けようと声援が聞こえる時もあれば、全く声援が聞こえないトンネルの中を走っているような時もある。わりとこの例えは、言い得て妙かなと思います。
『終わりのないマラソン』がしんどいのは当然のことです。
世の中のコンテンツ消費速度が異常に
これは以前から筆者が言い続けていることなんですが、変化する時代の中でコンテンツの消費速度がドンドン早くなっています。
貴方が子供の頃と比べてもその変化は多く感じ取れるはず。
今だと少なくなりましたが、テレビを見れば昔はいい加減な再放送や原作に追いつかないように中々本編が進まないアニメだらけでしたよね。
それが現在では、大人数のスタッフが関わる映画・ドラマやアニメなど簡単に制作ができないコンテンツですら、話題になると「次のシーズンはいつなのか？」「続編はまだか？」と余韻に浸る間もなく人々は、次から次へとコンテンツを求めるようになりました。
酷い場合はろくに作品の感想も述べず、「次！次！」とまさに消費するような声ばかりが聞こえてきます。
ショート動画の流行
TikTokやYouTubeではショート動画が流行り、「1分で◯◯」などの企画が増え、タイムパフォーマンスばかり気にして、元々短い動画ですら更に1.5倍や2倍速にして視聴する。
それら全てが悪ではありませんし、そういった活用方法があることでより多くの知識を効率よく得られるかもしれません。
一方で作り手側からすると、そのコンテンツの消費速度に困惑し、供給やクオリティが追いつかなくなったり、手を止めてしまえば激化する競争の中で脱落していきます。
また、せっかく時間をかけて制作した物に対しても、望んだ反応が世間から得られないことの方が圧倒的に多いです。これは作り手からするとダメージが大きい。
世間のコンテンツへの飢えは止まらない
しかし、世間のコンテンツへの飢えは止まりません。
享受することばかりに慣れてしまうと、次第に人は作り手側の気持ちや事情を察することができずにモンスター化していき、何かにつけてクレームを発するようになります。
一部の声の大きい人たちばかりがSNSで見える化され、あたかもそれが全体の意見かのように錯覚し、現場は混乱する。
まさにそういったことが、当たり前のように個人で活動するゲーム実況者やVtuber・YouTuberの中でも起きています。
更にクリエイターも、目先の利益ばかりに気を取られていると、倫理感がおかしくなっていき、平気で他人のマネをする人が出てきたり、過激な動画ばかり撮影しようと他人に迷惑をかけてしまう人もいます。
コンテンツの奥には人がいることを、人として大事なことを忘れてしまうのです。
こういった世の中のコンテンツ消費速度の異常さに冷静に気づき、俯瞰して見ていきながら、自分のキャパシティと相談しながら活動をしていかなければなりません。
でないと病んでしまったり、引退に繋がったり、モラルの欠如したモンスター化してしまうのです。自分の身は自分で守らないといけません。
実例：病院に行ったことがあります
筆者はYouTubeの活動を始めてもう12年目になりますが、実は去年、そういった活動を続けていくことへの大変さや心労が大きくなり、色々重なったこともあって人生で初めて心療内科に行きました。
過去の記事でも諸々書いているので、気になる人はそちらを読んでほしいのですが、人生色々悩んだりする中でも医者に行くことは今までありませんでした。
なので個人的には結構大きい考え方の変化、出来事でもありました。
それは自分のプライドの高さが邪魔していたり、世間の目ばかり気になり怖いような気がして、病院に行くという選択肢が取れなかったからです。
しかし、いざ病院に行ってみると「こんなもんか！」という感じで、今まで重く捉えすぎていたことを実感しました。
本当に悩んでいる場合は誰かに話すことや、病院に行くことも選択肢の一つだと思って欲しいです。そもそもそのレベルで悩むようであればYouTubeでの活動を続けていくのかも改めて検討した方がいいと思いますが笑
筆者の場合は、自分自身の生活もかかっている仕事の一部なので、どうにか自分と相談しながら続けられましたが、無理はしないのが一番だと思います。
因みに現在は、元気に楽しくYouTubeを続けています。
YouTubeの活動が楽になる6つの考え方
筆者がYouTubeで活動を続けていく上で大事だなと感じていることを順に紹介していこうと思います。誰かの心が軽くなれば嬉しいです。
- ・初心を忘れない
- ・他人の目を気にしない、他人と比べない
- ・数字は自分の活力になるなら指標とする
- ・新しい挑戦を恐れない
- ・アンチは言葉を喋るだけで理解者ではない
- ・マイペースが最強
少しずつ深堀りをしていきますね。
初心を忘れない
結局これが一番大事かもしれません。
何故貴方はYouTubeを始めたいと思ったのでしょうか。
きっと「自分でも出来そう！」とか「何かを広めたい、発信したい！」とかそういった初期衝動と承認欲求が重なり、活動を始めたはずです。
自分が最初に抱いたその初心を忘れず、ブレない軸を持つことでより長く、より楽しく活動が続けられるようになると思います。
ワクワク、キラキラしていた時の自分を思い出してみてください。
他人の目を気にしない、他人と比べない
これは難易度が高いですね笑
人間はどうしても他人の目が気になったり、比べてしまうもの。
でも、それが気にならない瞬間っていうのもありますよね。
それは『熱中』している状態の時。熱中している時というのは食事や睡眠さえも忘れる勢いで作業できたりします。
それがある意味最強の状態です。だいたいの人が熱中できずに「やる気出ないな～」なんて言ってる間に熱中している人はドンドン成長していきます。
もし貴方が本当は興味があることや、熱中できそうなことがあるなら臆せずにやってみて欲しいです。
また、どうしても他人からの評価が気になり悩んでしまう人は、コメント欄など外部からの情報を意図的に見ないようにするのも手です。
誰が何を言おうと自分らしくいてください。
数字は自分の活力になるなら指標とする
数字ばかり追うと病みます。
数字に苦しめられる状態というのは「自分のやりたいこと」と「世間に求められていること」のギャップに苦しんでいる状態です。
またある程度成功体験をした後だと、数字が下がることへの恐怖など。
質を高めながら改善し、続けていくことができれば、そのジャンルにおいて数字は少しずつでもついて来るものです。分析し、自身の活力になるなら存分に向き合ってみてください。
数字の奥にも人がいます。
自分が本当の意味で求めている数字とは一体何なのか考えてみるのもいいでしょう。
例え数字が下がることがあっても、『数字に価値を感じて群がる人』というのも一定数いることを忘れないでください。行列のできるラーメン屋だから並ぶ人がいるようなもの。
そういった方々は『評価されているもの』が好きなだけで本質的には貴方を応援している人ではなかったりします。なので、自分の求めてない方向にクリエイターが進んでいると”コントロールしようと干渉”してきます。
数字に一喜一憂せずに、自分の軸をブレずに持つことが大事です。
新しい挑戦を恐れない
変化しないものなどありません。
ゲーム実況者なら元々好きだったゲームから徐々に離れてしまい、全く違うジャンルのゲームを実況するようになるかもしれません。Vtuberなら元々歌を中心に活動していたのに、徐々に生配信の雑談やゲーム実況が増えていくかもしれません。
その変化が甘えや逃げの結果でなければ大丈夫です。
挑戦した結果、例え一時的に数字が減っても力を入れて活動していれば、徐々に新しい視聴者が開拓されていきます。
本当にやりたいことがあるならドンドン形にしていくべきだと筆者は思います。それを同じチャンネルで運用するかなどは、また別の話。
自分のチャンネルを分析し、挑戦することを恐れないでください。
挑戦をしなくなると停滞が始まります。
アンチは言葉を喋るだけで理解者ではない
アンチを気にしないでください。
人が10人いたら1人は気が合わない人がいたりするように、どうしても理解し合えない人というのは一定数います。
また、日本は識字率が高いですが、『本当の意味で日本語が読める人』というのは結構少ないと感じます。
日々SNSなどを見ていると「うわ～こんなこと言わなくていいのにな…」とか、話の論点が分からず感情的に批判している人をよく見かけますよね。
対岸の火事のように普段は見えていても、実際にそういった方々が自分のチャンネルに現れると対話すれば理解し合えると思い苦しんでしまいます。
筆者は活動しているこの12年で感じました。
『マジで何を言っても理解しない人は、理解しない。』
極端な話「同じ日本語を喋ってるだけ。」と思うと気持ちが楽になります。
また、「前は好きでしたが…」のパターンで物申されることも多くありますが、こういった方々も”そのクリエイターが好き”なのではなく、”そのクリエイターが作るモノが好き”だったりします。なので、自分の思い通りにいかないと相手をコントロールしようとしてくるので注意が必要です。
ただし、アンチの意見のように見えて、自分の中に思い当たる節があるような「ここは確かに自分も悪かったかもな？」と思うような本質を突くような事を言われることもあります。
そういう時は心の中で「ありがとう。」とだけ伝えてミュートなどで対処してしまう方が安全です。自分が「嫌だな」と感じる一定のラインを超えて攻撃してきている事実には変わりはありません。
また、自分の中できちんとした理由があって行動している場合は、評論家気取りに惑わされないようにしましょう。
不快だと感じた場合は、遠慮せずにミュートやブロックといった機能を上手に利用していきましょう。
マイペースが最強
マイペースに活動を続けていくのが、最強です。
時には休むことも大事です。リフレッシュに出かけたり自分の好きなことをすることでYouTubeの活動にもメリハリが生まれます。
マイペースという言葉は、まったりとした甘えも許すような意味合いにも聞こえますが自分は違うと思っています。
『自分らしくいられるペース』です。
それこそ熱中している時は活動を頑張って、「物凄い更新頻度で動画を投稿する！」これもマイペースですし、「疲れが溜まってしまったから一週間は活動から離れて別のことをしよう！」これもマイペースです。
誰にも介入させない自分らしく生きていけるリズム。
こういった意味合いでのマイペースを心がけてみると、活動に対しての考え方や気持ちが楽になれるかもしれません。
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YouTubeの活動を続けていると、あれこれ実現したいこと、やりたいことが出てくると思います。
しかし、自分のスキルが足りなかったり、それに費やす時間がなくて諦めてしまうこともありますよね。
もし、貴方が活動の中で実現したい夢や目標があるなら、それに向けてサポートしてくれるプロに依頼してみるのも選択肢の一つです。
例えば、筆者の場合はVtuberのような3Dモデルのアバターを使って動画制作がしたかったのですが、残念ながら自分には3Dモデルを作る技術力はありませんでした。
もし自分自身で実現しようと思ったら、それを学ぶことにも膨大な時間がかかってしまいます。そこで利用したのが「ココナラ」
というサービスでした。
プロに相談しながら3Dモデルを作っていただき、その体を使ってより自分の表現したいことの幅が広がりました。とても満足しています。
もし、貴方が現状に何か不満を抱いているならそういったサービスを利用してみるのも手です。
歌ってみたのMV制作、チャンネルのアイコン、オリジナル曲の制作や配信画面のレイアウトやロゴなどYouTubeで活動していく上で必須とも言えるようなあれこれをサポートしてもらえます。
気になる方はチェックしてみてください。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、「配信活動の悩み」とその解決方法や考え方についてお話ししてきました。
誰もが最初はチャンネル登録者0人からスタートし、同じように悩みながら活動を続けてきました。
続けるも辞めるも貴方の自由。
自分らしくいられるように無理せずにいてくださいね。
この記事が貴方の役に少しでも立っていれば嬉しいです。
チャンネル登録者を増やしたいなら…
当ブログでは、自分が実際に経験して手に入れてきた「YouTubeのノウハウ」を失敗例も成功例も含め、数多く発信してます。
「作業環境」や「チャンネル登録の伸ばし方」など色々解説しているので、読んでみてはいかがでしょうか。
動画投稿をしていく上でヒントになるかもしれません。
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また別の記事でお会いしましょう。
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