この記事は、ゲーム実況者やYouTuberを目指している人、実際に活動してる人向けの記事です。
どうも。鳥の爪団 総統です。
筆者はYouTubeでゲーム実況をしています。
現在のチャンネル登録者数は約65000人です。
説得力の為に書きますが、筆者はゲーム実況で生計を立てています。
興味を持った方は是非見に来てくださいね。
今回はYouTubeの「ゲームの生配信 (生放送・ライブ) 」についてお話していきます。
- 【目次】
- ・需要が高まるゲーム配信
- ・生配信のメリット・デメリット
- ・生配信のしすぎはチャンネルを静かに腐敗させる
- ・具体的なケース
- ・視聴者側から見た画面
- ・簡単で楽しい生配信に潜む罠
- ・見落としがちな視聴者維持率
- ・生放送・生配信の改善案3つ
- ・まとめ
需要が高まるゲーム配信
皆さんは生放送・生配信はよく利用しますか?
視聴者の方もよく見るって人は多いのではないでしょうか。
筆者自身は「もう少し配信したいが、できていない」といった感じです。
YouTubeはもちろん、Twitchやツイキャス、ニコニコ動画、オープンレック、最近ではミルダムなども登場し、ゲーム配信のプラットフォームは増える一方です。そして、eスポーツ文化の発展と共にゲーム生配信の需要は増えていますよね。
ここだけ聞くと「じゃあ、なんでゲームの生配信がチャンネルを静かに腐敗させるの?」と思うはずです。
順番に解説していきますね。
生配信のメリット・デメリット
ゲーム配信のメリット・デメリットを一緒に考えてみましょう。
メリット
- ・ボタン一つですぐに始められる
- ・視聴者とリアルタイムのコミュニケーションが取れる
- ・視聴者と距離が近い
- ・新規視聴者の獲得チャンスになる
- ・スーパーチャットなどの投げ銭がある
- ・編集する必要がない
こんな感じですかね。
例えば、ゲームの謎解きに詰まった時に視聴者と一緒に考えてみたり、同じ空間と感情を共有できる点はかけがえのない体験になりますよね。
編集する手間もないので、忙しくて動画制作が間に合わない時などにも利用しやすいです。
生配信はとても便利でチャンネルを成長させることもできます。
では、デメリットも見ていきましょう。
デメリット
- ・コメント荒らしの危険性がある
- ・放送がグダる可能性がある
- ・編集が出来ない
- ・アナリティクスが崩れる
ざっと出してみてました。
生配信のデメリットは配信者自身の腕を上げたり、コメントのモデレーター(管理人)を用意することで、ある程度対応できることがほとんどです。
当然、場数を踏んでベテラン配信者になればなるほど対応力は高くなるので、メリットの方が上回るケースも多いですね。
生配信のしすぎはチャンネルを静かに腐敗させる
繰り返しになりますが、生配信のしすぎはチャンネルを静かに腐敗させます。
“しすぎ”という点がポイントです。
一見メリットの方が大きいので、多くのゲーム実況者さんが生配信をしすぎています。
特にチャンネル登録者数が1万人以下の方などに多く見受けられます。
具体的なケースで考えていきましょう。
※モデルの人物はいません。
具体的なケース
Aさんの場合
- 実況者:Aさん
- チャンネル登録者数:3000人
- 動画投稿頻度:週1本~2本程度
- 生放送頻度:週2回~4回以上
- 配信ゲーム:マインクラフト、フォートナイトなど
- 年代:大学生
Aさんは、マイクラのMOD動画が3万再生を越えたことをきっかけにチャンネル登録者が増え初めました。
最近は、生配信で視聴者参加型のフォートナイトをしたり、マイクラの作業風景を配信しています。
大学生のAさんは平日にバイトが入っていることが多く、中々編集ができません。
そんなとき生配信は編集する手間がないので、よく利用しているようです。
内容はそのままアーカイブで残します。
よくありそうなパターンですよね。
今度は視聴者の目線で見ていきましょう。
Bさんの場合
- 視聴者:Bさん
- 好きなゲーム:マインクラフト
- 年代:中学生二年生
Bさんは、マイクラMODの動画をきっかけにAさんの動画を見始めました。
面白い編集とテンションの高いAさんの実況に魅了され、チャンネル登録。
フォートナイトは得意ではありませんが、Aさんの参加型生配信には少し興味があります。
しかし、最近は部活動や学業が忙しく、生配信を中々リアルタイムで見ることができません。
こちらもよくありそうなパターンですよね。
視聴者側から見た画面
上記で書いた、Bさん(視聴者側)から見たチャンネル画面や通知はどうなっていることが多いでしょうか。
おそらくこんな感じです。
PCならこんな感じ。
見事にアーカイブばかりです。
目当ての動画が探しづらいですよね。でもこれ、色んな実況者さんがよくやっちゃってます。
これが生配信のしすぎは「チャンネルを静かに腐敗させる」と筆者が言う大きな要因です。
動画一覧や通知画面には、参加出来なかった2時間近くあるフォートナイトのアーカイブや、編集されてない、面白くないマインクラフトの作業風景が残ります。
ハッキリ言って、実況者は芸人さんじゃないので、だいたいトークが上手くありません。編集があってこそ輝くはずです。
そんな魅力的な編集された動画は埋もれてしまい、Bさんが目当てのマイクラMOD動画は探しづらくなっています。
もし、新しくチャンネル登録してくれた視聴者がいたとしても、「見にくいなぁ」と感じることでしょう。
簡単で楽しい生配信に潜む罠
生放送・生配信をすること自体は悪くないです。
むしろメリットがあります。
しかし、忙しいことを理由にアーカイブだけを沢山残したり、肝心の動画投稿が滞ると視聴者は静かに離れていきます。
生放送は編集ができない点もかなり大きいです。
大概の実況者さんは ”動画をキッカケにチャンネル登録が増える” はずです。 “生放送をキッカケにチャンネル登録が増える” ではないのです。
つまり、視聴者は基本的に動画を求めています。
また、頻繁に生放送を行うと、その度に通知が行ってしまうので注意です。
視聴者にとって興味のあるゲーム配信であればよいのですが、興味のないゲームの通知が大量に来るのは結構なストレスになります。
見落としがちな視聴者維持率
そして、筆者が生放送のしすぎを危険視するもう一つの理由が、「視聴者維持率の低下に繋がる」ということです。
アナリティクスの解析を見ると分かるのですが、YouTubeは視聴者維持率の高い動画を評価します。
視聴者が長い時間離脱せずに見てくれるのは、凄いことですよね。
当然評価は上がるので、動画の露出度を上げてくれるかもしれません。
しかし、生配信の場合、最初から最後まで見てくれる視聴者はごく僅かです。
自ずと視聴者維持率の低下に繋がってしまうので、これを繰り返していると「このチャンネルはYouTube側にメリットが少ないな」と判断されてしまい、チャンネル全体の評価を下げる可能性があります。
そうなるとどんな動画を出しても、そもそもの露出頻度が下がるので、面白いかどうかに関わらず再生自体がされないようになります。恐ろしいことですよね。
生放送・生配信の改善案3つ
では、生放送・生配信とどう上手く付き合っていけばいいのでしょうか。
筆者が考える改善案は3点。
- ・生配信と動画の比率を見直す
- ・アーカイブを残すのではなく、生放送の編集版やダイジェストを残す。
- ・なんとなく配信するのではなく、企画を明確化する
少しだけ深堀りしますね。
比率を見直す
生放送・生配信と動画の比率を見直しましょう。
筆者の思う理想は一週間で「動画 6本:生放送 1本」です。
基本的には動画を多めに。
生放送を増やす場合、動画も増やすことをおすすめします。
編集版やダイジェストを残す
要はアーカイブが大量に残ることが懸念材料なので、アーカイブは消し、放送内容を編集して見やすい動画にします。
こうすれば、当日来れなかった視聴者も楽しみやすいですね。
ネックなのは、放送時間が長くなるほど編集が大変になることです。
企画を明確化する
なんとなく雑談しながらの生放送を止めましょう。
あなたがカリスマ配信者なら別ですが、残酷なことに視聴者はあなたの日常にそれほど興味がありません。
たまにならOKだと思います。
なんとなくで配信してた時間を動画制作の時間に当てたり、企画を立ててやりたいことを明確化してから配信することをおすすめします。
まとめ
色々と書いてきましたが、
とはいえ、どういう配信スタイルでも自由です。
正解はありませんし、自分が楽しく活動できることが大切です。
ですが、もしチャンネル登録者を増やしたい。
ゲーム実況で稼ぎたい。と考えている場合は見直してみてくださいね。
今回は以上です。
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