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【誰でも喋れるようになれる】トークスキルを上げる:現役ゲーム実況者が解説します

この記事は、ゲーム実況者やYouTuberを目指している人、実際に活動してる人向けの記事です。

どうも。鳥の爪団 総統です。

筆者はYouTubeでゲーム実況をしています。
現在のチャンネル登録者数は約62000人です。

説得力の為に書きますが、筆者はゲーム実況で生計を立てています。

興味を持った方は是非見に来てくださいね。

今回は「ゲーム実況のトークスキルを上げる」ことについてです。

筆者自身もトーク力をまだまだ上げたいですし、未熟だと思っていますが、実況活動を7年近くやってきて分かってきた部分もあるので共有していきますね。

  • ・何を喋ったらいいのかわからない
  • ・言葉に詰まってしまう
  • ・無言になってしまう

こういった人の悩みを解決できたら嬉しいです。

結論:誰でも喋れるようになる

まず、結論から申しますと

練習すれば誰でも喋れるようになります。

言葉に詰まったって、無言になってしまっても大丈夫です。

根気強く自分自身と向き合い、何度も実況しながら練習していく「上達したいと思う気持ち」が重要です。

「トークスキル、トーク力」と一口に言っても様々な要素があるので、順番に整理していきましょう。

そもそも実況とは

そもそも実況とは何でしょうか。
Wikipediaによれば以下の通り。

実況とは
実況(じっきょう)とは、実際の状況。

スポーツ中継などはまさに ”実際の状況” を喋るので、本当の意味で実況と言えそうですね。

対してネット文化での「ゲーム実況」はかなり広い意味があり、実際の状況とは関係のない話や解説などのトークも含め、総称して「ゲーム実況」と呼んでいます。

5つの実況トーク例

ゲーム実況のトーク例をざっくり5つに分けてみましょう。

  • ゲームの ”状況” を実況するトーク
  • ゲームをしている ”自分の感情” を実況するトーク
  • ・ゲームの登場人物になりきってみるトーク
  • ・ゲームの内容に関連のある雑談をするトーク
  • ・ゲームに対してボケやツッコミをするトーク

他にも色々あると思いますが、とりあえずこんな感じでしょうか。

今回はその中からゲーム実況の基本となる、

「ゲームの ”状況” を実況するトーク」
「ゲームをしている ”自分の感情” を実況するトーク」

この2つを中心に掘り下げていきます。

ゲームの ”状況” を実況するトーク

ゲームの ”状況” を実況するトークとは「目に入ったものを単に説明」してみたり、「今まさにゲーム内で起きている状況」「これからプレイヤーが起こすアクション」などの状況を話していくことです。

スポーツ中継と同じように視聴者が実況を聞いただけで、その場面の想像をできるように喋っていきます。

難しく考えず、これをするだけでも実況らしくなりますよ。

例えばホラーゲームの実況していると仮定して想像してみてください。

  • 「じゃあ、森の奥へ進んでいきましょうか。」
  • 「かなり暗くて鬱蒼とした森ですね。」
  • 「あれは何だろう?石碑みたいのがありますね。」
  • 「あっ、お墓ですね…」
  • 「ちょっと調べてみましょう。」
  •  幽霊に襲われるシーン
  • 「うわ!幽霊に襲われました!」

どうでしょう。
悪くはないと思いますが、正直退屈そうなゲーム実況って感じですね。

何故退屈そうだと感じるかと言うと「プレイヤーの感情が見えない」からです。

現在の置かれている状況は実況できているので、情景は浮かびますが、エンタメとしては、少し物足りないような印象を受けます。

 ”状況” の実況だけでは薄味に

ゲームの ”状況” を実況するトークは、実況の基本中の基本なので非常に重要ですが、どちらかというとゲーム内で取り立てて触れることがない時に「間を埋めつつ整理する」ようにトークのがよさそうです。

状況の説明は、サポート的な役回りと考えるといいですね。

  • ・今の点数や時間など数字の情報
  • ・誰が何をどうしたなど、5W1H
  • ・色合いや空気感
  • ・これから起きそうなこと

意外と大手の人でも 「”状況”の実況」が出来てない方は多いので、状況を実況する力を付けると一つの強みになると思います。

また、ポイントしては「あっちから来そう」と表現するより「右から来そう」と置き換えたり、具対的な言葉を使い空間や空気感を意識させるような実況ほど魅力的になります。

ゲームをしている ”自分の感情” を実況するトーク

先程「プレイヤーの感情が見えない」と視聴者は退屈に感じる。というお話をしましたが、ゲーム実況において感情は非常に重要です。

プレイヤーが今どう思っているのか、喜怒哀楽をどう表現するのか、感情の伝え方で実況者の印象は大きく変わります。

先程と同じようにホラーゲームを例に想像してみてください。感情表現が増えています。

  • 「じゃあ、森の奥へ進んでいきましょうか。」
  • 「かなり暗くて鬱蒼とした森ですね。怖いな…
  • 「あれは何だろう?石碑みたいのがありますね。」
  • 「あっ、お墓だ…嫌だな…
  • 「え、これ調べたら襲われるんじゃない?」
  • 「あ〜来そう!怖い!調べます!」
  •  幽霊に襲われるシーン
  • うわぁああああ!!!!
  •  放心状態の無言から安堵の笑い声
  • ふざけんなよ〜だから嫌なんだよ〜泣

どうでしょうか。
同じように「ゲームの ”状況” を実況」をしつつ「”自分の感情” を実況」しているのでかなり印象が変わったと思います。

また、丁寧語とタメ語を混ぜて使っているので砕けた印象になりました。
視聴者も親近感が湧きやすくなると思います。

おそらくこのホラーゲームを実況している方は「ホラーが苦手でビビリ」な方でしょう。

こんな感じで感情を言葉にするだけでプレイヤーの印象が残り、個性が伝わりやすくなります。

“感情” の実況は個性に繋がる

プレイヤーの感情を伝えるということは、「ゲームというコンテンツ」に視聴者が付いて来るのではなく、「実況者の魅力」に付いて来ることにも繋がります。

これはチャンネル登録者数を伸ばしたいなら重要なことですので、覚えておくとよいでしょう。

感情表現の重要性

また、感情表現は少し大袈裟なくらいで丁度いいと思います。

自分自身に嘘をつくという意味ではなく、等身大で自分が感じたことを少し大きく表現して伝えていくような感覚です。

その方が実況している自分自身のテンションも上がりますし、ゲーム実況がドンドン楽しくなっていくはずです。

基本的に一人でゲームをしている時にやられてしまっても普通は「あーやられちゃった」くらいですよね。何かをクリアした時も「やった!クリア〜!」くらいだと思います。

でも、そこの感情を大きくして「うわぁあああ!!最悪だぁあああ!!次こそぉおお!!!!」くらいゲームに対して向き合って楽しんでいるプレイヤーの方が魅力的に映りませんか。

実況力は共感力です。
ゲーム実況者は視聴者の感情の代弁者とも言えるかもしれません。

視聴者と感情を共有し、喜怒哀楽を意識することが重要です。

ゲーム実況はエンターテインメント

ゲーム実況はある種のエンターテインメントでもあります。

編集でBGMを入れたり、効果音を入れるのと一緒で “プレイヤーが今どういう状況に置かれているのか” 、”今どういう感情なのか” を “どう視聴者に伝えるのか” も重要です。

ゲーム実況者あるあるだと思うんですが、活動を始めた当初の動画は、ボソボソ喋っていたり、感情表現が抑えめだったりします。

これは、活動を続けていく中で実況者さんがトークを改善していって、明るくなった結果だと思いますね。

ゲーム実況者は芸人さんではない

さて、ここまで

  • ・ゲームの ”状況” を実況するトーク
  • ・ゲームをしている ”自分の感情” を実況するトーク

この2つの掘り下げをしてきました。
何となくイメージは湧きましたか?

トークスキルというと芸人さんのように面白い話しをしたり、饒舌にボケやツッコミをするイメージかもしれませんが、ゲーム実況者は芸人さんではありません。

無理に面白いことをしようとするより、等身大のプレイヤーが自分自身の言葉と感情でゲーム実況していく方が重要です。

とはいえ、回数を重ねていく中で、徐々に自分の中のスタイルが確立されていき、「じゃあ、もう少し例えツッコミが上手くなりたいな」とか「複数人での会話のやり取りでMCが出来るようになりたいな」とかトークの目指す方向性が見えてくると思います。

そうなった時に「バラエティ番組を見て学ぶ」とか「プライベートで初対面の人と話す機会を増やす」とか「本を読み漁ってみる」とか自分の観点から話術を学ぶ選択をしていくと上達に繋がりそうです。

“伝わる実況” ができる環境を作ろう

そして、感情表現を豊かにゲーム実況をするためには環境も重要です。

「よい環境」で実況することは動画のクオリティを上げることに繋がります。

  • 例えば
  • ・誰かにゲーム実況音声を聞かれたら恥ずかしい
  • ・もっと大きな声を出したい

ということであれば「防音対策」が有効です。

感情表現は声の大きさによっても変わってくるので、「思いっきり声を出してよい環境」を作り、理想のゲーム実況を目指してみるのもよいかもしれませんね。

防音対策についてはこちらの記事でも詳しく解説してます。

関連記事
≫ ”自分で出来る防音対策” 現役ゲーム実況者が解説します

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は「ゲーム実況のトークスキルを上げる」ことについて解説してきました。

ゲーム実況の基本となるトークは以下の2つ。

  • ・ゲームの ”状況” を実況するトーク
  • ・ゲームをしている ”自分の感情” を実況するトーク

言葉に詰まったり、無言になっても構いません。

編集して後から「間を詰める」ことだってできます。

少しずつでいいので、自分のトーク内容を振り返って改善していくことが重要です。そして何よりゲームを楽しみ、実況を楽しむことが長く活動を続けるコツです。

諦めずに学んでいこうとする姿勢を大事にしていきたいですね。

今回は以上です。
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