どうも。鳥の爪団 総統です。
筆者はYouTubeでゲーム実況をしています。現在のチャンネル登録者数は約5万4000人です。興味を持った方は是非見に来てくださいね。
今回はこれから先の未来で起きそうなこと「ゲーム業界でのアフィリエイトが加速しそう」というお話をしていきます。
- 【目次】
- ・アフィリエイトとは
- ・アフィリエイトの仕組み
- ・現在のゲームアフィリエイト
- ・ゲーム機(ハード)はボーダーレス化していく
- ・Google STADIAの登場
- ・未来のゲーム実況・配信の姿
- ・YouTubeの広告規制は厳しくなる一方
アフィリエイトとは
アフィリエイトという言葉に馴染みのない方もいると思うので軽く説明しますと、アフィリエイトとは成果報酬型広告のことです。
”アフィリ”や”アフィ”と略されて呼ばれます。
アフィリエイトの仕組み
画像のように広告主が売ってほしい商品をアフィリエイターに依頼し、商品が売れるたびにその報酬が入るシステムです。
アフィリエイトで報酬が発生するパターン
- ①:広告がクリックされた時
- ②:広告がクリックされて、商品が購入されたとき
このような形で報酬が発生します。アフィリエイトについてより詳しく知りたいという方はこちらの記事が参考になると思います。
» 【超初心者向け】アフィリエイトとは?【意味・仕組みを簡単に解説】
現在のゲームアフィリエイト
現在のゲームアフィリエイトはアプリゲームばかりです。PCゲーム、いわゆるSteamはアフィリエイト業界に参入していません。つまり企業案件などを除いた場合、ゲーム実況者がSteamのゲームを宣伝して視聴者が購入しても報酬は一切発生しません。純粋な”動画再生による広告収入”しか発生しないのです。
また、PS4や任天堂スイッチのゲームなどを宣伝した場合もAmazonなど一度別のサイトに飛んでから購入してもらう必要があります。これは非常に非効率な感じがします。一回何かが挟まると利用者にとってはストレスです。
このようにアプリゲーム以外のゲームアフィリエイトはまだまだ発展途上の段階のため、現在は利益を重視して、アフィリエイト単価の高いアプリを紹介するランキングサイトやブログばかりです。本当に面白いPCゲームなどは紹介されることもなく埋もれていきます。これは業界にとっても良くないことです。
ゲーム機(ハード)はボーダーレス化していく
ところで、みなさんはクロスプレイという言葉をご存知でしょうか。
- クロスプレイとは
ゲーム機(ハード)の種類に問わず通信を行い、垣根を越えて協力や対戦などマルチプレイを楽しめる機能です。
昨今のゲーム業界では加速している動きで、世界的な人気タイトル「フォートナイト」はクロスプレイに対応し、大きな話題になりました。更に2019年発売予定のCODシリーズ「Call of duty modern warfare」でもクロスプレイが出来ることが既に発表されています。
クロスプレイのメリット
クロスプレイが可能になると今まで一緒にプレイできなかったフレンドと一緒に遊ぶことができるようになります。また、PCゲームなど日本では人口の少ないゲームも人口の確保ができ、ゲームの活気や寿命を伸ばすことに繋がります。
このようにゲームは徐々にプラットホーム関係なく遊べる時代に突入してきています。
Google STADIAの登場
» YouTuberやゲーム実況者の「未来の働き方」について考える
以前こちらの記事でもご紹介したことがありますが、2019年、Googleの新ゲーミングプラットホームのグーグルスタディア(グーグルステイディア)が発売されます。2020年以降から日本などの他の国にも展開していくようです。
このグーグルスタディア(グーグルステイディア)の登場によって、ゲームプラットホームはよりボーダーレス化が進んでいきそうです。
スタディアは以下の特徴を持ちます。
- ・「同じゲーム」が「マルチデバイス」で楽しめる
- ・「YouTubeのゲーム実況」からボタン1つで「実際のゲーム」をプレイできる
- ・高価な「ゲーム機本体を買う必要がない」ので、ゲーム初心者も参入しやすい
- ・安価で、高いクオリティのゲームを「世界中の人が同時プレイ」できる
未来のゲーム実況・配信の姿
では、ゲームプラットホームがボーダーレス化していくと、どうなるでしょうか。少し想像してみましょう。
- 実況者がゲームを配信→視聴者がそのゲームに興味を持つ→配信画面のボタン一つで購入→配信者と一緒にプレイ
こんなことが可能になります。
ここの「配信画面のボタン一つで購入」にゲームアフィリエイトがハマるんじゃないかという話です。
グーグルスタディア(グーグルステイディア)だけでなく、同じようにゲームのプラットホーム関係なく遊べるデバイスが次々に登場すれば、今後は「配信画面のボタン一つで購入」が当たり前になっていきます。Googleの運営するYouTubeだけでなく、TwitchやMicrosoftが運営するMixerなど「配信プラットフォーム側がデバイスを提供する時代」に突入するかもしれません。
YouTubeの広告規制は厳しくなる一方
YouTubeの広告規制は厳しくなる一方です。先日「銃器の販売促進」に繋がるような動画が広告規制対象に加わりました。これによってサバゲーなどの動画も規制対象になる可能性が出てきたので、YouTuberたちはより慎重になっています。
更に今後、過激なゲームとしてリアルなFPSゲームも規制対象となる可能性が出てきました。※以下は日本の大手FPS実況者さんのツイート引用です。
【悲報悲報悲報】YouTubeの規約変更でエアガンでも実(モノホン)系は広告剥奪対象になる。
これからは安心安全の東京マルイさんのでカスタムします。。 pic.twitter.com/qfE96UoMWt— 実況者ジャンヌ(:3 (@bulletjda) August 14, 2019
COD、荒野行動ですら完全に広告つかなくなる時代覚悟すべきだな
スプラトゥーンが銃で戦うゲームのギリギリとか2〜3年後なってても違和感皆無な流れ
— オパシ🐶インスタはじめました (@opashi8san) August 14, 2019
このように大手実況者さんたちも広告規制の流れを危惧しています。YouTubeの広告単価は以前より下がり、規制も厳しくなる一方です。その代案としてゲーム配信でのアフィリエイトで稼げるようなシステムをYouTubeが導入してくる可能性は十分にあります。
広告規制の先に何が起きる
規制を嫌がるYouTuberや視聴者はとても多いです。YouTube側がクリエイターがちゃんと稼げるようなシステムを用意しなければ、もしかしたら近い未来、YouTubeにとって変わる動画配信サービスが登場するかもしれませんね。
そして、未来のゲーム実況者・配信者に求められるスキルは、時代がどう動くかを常に観察し、生きていきやすいプラットホームを選択することなのかもしれません。
今回は以上です。
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また別の記事でお会いしましょう。
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