この記事は、ゲーム実況者やYouTuberを目指している人、実際に活動してる人向けの記事です。
どうも。鳥の爪団 総統です。
筆者はYouTubeでゲーム実況をしています。
現在のチャンネル登録者数は約65000人です。
説得力の為に書きますが、筆者は実際にYouTubeのゲーム実況で生計を立てています。
興味を持った方は是非見に来てくださいね。
今回は「動画編集ソフト」についてです。
7年近く使っていた無料の動画編集ソフト『AviUtl』からAdobeの『Premiere Pro』に切り替えて1ヶ月以上が経ちました。
Adobe Premiere Pro導入しました!
7年近く使ってた編集ソフトから移行するので、分からないことだらけで時間かかると思いますが、少しずつ覚えていきたいです😌
とりあえず、ちょっと触ってみて「あれがしたいのに出来ん!!」状態です🙉ガンバルゾ
— 鳥の爪団 総統🦉とりつめブログも見てね! (@torinotume) May 11, 2020
無料のソフトと有料のソフト、どちらも使用してみて分かったことや感じたことなどを共有していこうと思います。
- ・どんな動画編集ソフトを使ったらいいのか分からない
- ・動画編集ソフトを買うか迷ってる
- ・有料と無料の違いが知りたい
こういった人の参考になれば幸いです。
結論:『Premiere Pro / プレミア プロ』が最強です。
出典:Adobe Premiere Pro
まず、結論から言いますと結局『Premiere Pro / プレミア プロ』が最強です。
多くのユーチューバーが使用してる有名な動画編集ソフトですが、伊達ではありませんでした。
『AviUtl』と比較するとエンコード時間は4分の1以下になり、作業スピードが半端じゃなく上がりました。
動画投稿する頻度が高い人なら間違いなく有料を選択すべきですね。
7年近く使用した『AviUtl』
出典:AviUtl
筆者は7年近く『AviUtl』という無料の編集ソフトを使用して動画を作っていました。
なんでそんなに長いこと使っていたのかは以下の通り。
- ・他のソフトを学び直すのが面倒だった
- ・慣れたソフトなので編集が速い
- ・大抵のことは『AviUtl』で出来るので不便していなかった
- ・エンコード時間も有効活用していた
こんな感じです。
無料のソフトでそれほど困ってなかったので、有料にするメリットをあまり感じていなかった訳ですね。
エンコード時間がめちゃくちゃ長い『AviUtl』
『AviUtl』を使っている時は比較する編集ソフトがなかったので、一種の感覚麻痺だったのですが、『AviUtl』めちゃくちゃエンコード時間が長いです。
エンコードとは
編集した動画を書き出して「mp4」など動画の形式に変換する作業です。特別な作業は必要なくて、ボタン一つで出来ます。エンコードが開始されるとパソコンはその作業に集中するので、他のソフトを立ち上げたり、ネットサーフィンなども重くてできない状態になってしまいます。
要は数分〜数時間ほどパソコンが使えない状態になる訳です。
エンコードをしている間は他の作業ができないので、当然動画を撮ることもできません。
『AviUtl』の場合、20分の動画を作って2パスでエンコードすると、余裕で2時間〜4時間近くかかります。
エンコード時間がもったいないので、その間に家事をしたり、食事の時間にしたり、こうしてブログの記事を作ったり、時には睡眠時間に当てていました。
しかし、そのエンコード時間も『Premiere Pro』なら4分1程、今まで2時間かかってたものが30分以下で終わるようになりました。
エンコード時間を有効活用するようにしてましたが、この差は大きいです。
PCスペックが影響してるのか
一見、PCスペックがエンコードに影響してそうですが、それほど低いという訳でもないです。現在使用しているゲーミングPCのスペックは以下の通り。
- ・OS Windows 10 64bit
- ・CPU Intel(R)Core(TM)i7-4790 CPU @3.60GHz 3.60GHz
- ・メモリ 16.0GB
- ・グラボ NVIDIA GeForce GTX 970
GPUに依存したエンコードができない
何でこんなにエンコード時間が長くなってしまうのかというと『AviUtl』はGPUに依存したレンダリングができないようです。
GPUについては下記の記事も参照してほしいのですが、要は映像処理に特化したパーツの力が借りられない状態です。
せっかく性能のいいグラボを使っていても意味がありません。
この事実を理解していながらも当時の筆者は腰が重く、『AviUtl』を使い続けていました。
ぶっちゃけ『AviUtl』も『Premiere Pro』も差は少ない
出典:Adobe Premiere Pro:AviUtl
無料ソフトと有料ソフトを比べたら「きっと、有料ならすごい編集が出来るようになるんだろうな!」と夢のある感じを想像するかもですが、ぶっちゃけやれることの違いはそれほどないです。
毎日のように動画を投稿するクリエイターなら編集にどこまで時間をかけるのかも重要です。
あまり時間をかけすぎてもキリがないので、大抵のユーチューバーは「カット編集」「字幕入れ」「強調表現」「OP・ED」くらいだと思います。
これくらいの編集量であれば、『AviUtl』でも全く問題ないです。
『AviUtl』はプラグインなどで機能を拡張できるので、おそらく無料の動画編集ソフトなら最強ですね。
じゃあ『Premiere Pro / プレミア プロ』の魅力とは一体なんなのか。
『Premiere Pro / プレミア プロ』の魅力
筆者が思う『Premiere Pro / プレミア プロ』の魅力は以下の通り。
- ・GPU依存のレンダリング(エンコード)ができる
- ・音声波形を見ながら編集できる
- ・ショートカットキーの充実
- ・ユーザーが多いので日本語の情報が多い
- ・他のAdobe製品と連携できる
繰り返しになりますが、『Premiere Pro』はエンコードが速いです。
『Premiere Pro』でなくても有料ソフトを使うならGPUの性能をフルに発揮できるかどうか、ここだけは重要視するべきですね。
エンコードが速いと何が起きるのか
ここかなり重要なんですが、エンコードが速いと何が起きるのか
「日本最速、世界最速を目指せます。」
YouTuber・ゲーム実況者などは常にスピード感が求められます。
今、日本で、世界で起きてるトレンドを読み、「これから起きるブーム」や「今この瞬間需要のある動画」をどう発信するかが重要です。
そのトレンドは数分、数時間でドンドン変わっていきます。
ただ早ければいいというものでもなくて、当然クオリティも求められます。
その「スピード感とクオリティ」の両方を実現できるのが有料ソフトや『Premiere Pro』の魅力です。
第一線のクリエイター達の嗅覚は凄まじいので、「日本最速、世界最速」を狙うべく常に電波を張っています。
仮にその「これ次、来るな」を誰より早く見つけたとしても、編集した後のエンコード時間で足踏みしてしまうと、その間にチャンスが逃していたり、出遅れる形になります。
筆者が7年近く「不便していないし、有料はいいや」と目を背け続けた結果、気づかなかった失敗です。
このエンコードの待ち時間に何度チャンスを逃してきたか、今考えると恐ろしいですね。
スピード感を意識して動画投稿してみた結果
動画編集ソフトを『Premiere Pro』に切り替えてから上記の事実に気づき、「試しに一度全力でやってみよう」とスピード感を意識して投稿頻度を爆上げしてみました。
アナリティクスです。
9日間で投稿本数17本、毎日2本近い動画を出しています。
今までだったら新作ゲームの発売直後の夜中や午前中に動画を出すことは物理的に不可能に近かったのですが、この期間では出来るだけ速く、クオリティの高さも意識して投稿してみました。
結果として、有難いことに投稿から5日間で10万再生を超える動画も現れました。
それが全てではありませんが、改めてYouTubeは ”トレンドに対するスピード感” も重要だと認識しましたね。
このように自分が「今、食らい付きたい!」と思えた場面で ”戦えるようになる” のが有料動画編集ソフト『Premiere Pro』などの強みです。
優秀で使いやすいソフトですが、『AviUtl』では世間のスピードについていけてなかったのです。
チャンネル登録者を増やしたいなら有料ソフト
確かに有料ソフトは高いですし、Adobeの『Premiere Pro / プレミア プロ』は月額2,728円程かかってしまうので、躊躇するかもしれません。
ただ、その料金で「エンコードを短縮する時間」と「YouTubeでチャンスを掴める可能性」を買ってると思えば安いと思いませんか。
筆者はこれからも動画で多くの人を楽しませたいですし、YouTubeで稼ぐ働き方もしたいので、『Premiere Pro / プレミア プロ』など、有益なものには投資だと思って活用していきたいです。
今まであまり意識していなかった人は、この機会に有料編集ソフトの導入も検討してみてはいかがでしょうか。
また、「月額制が嫌だな」という方には「買い切り型」の『Premiere Elements / プレミア エレメンツ』もあります。
筆者の場合、他にもAdobe製品の『Photoshop / フォトショップ』をサムネイル制作で使用しています。
複数のAdobe製品版を使いたい場合は、コンプリートプラン『Adobe Creative Cloud』がお得に利用できるのでオススメですね。
YouTuberに人気の編集ソフト(PR)
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は「動画編集ソフト」についてお話してきました。
無料の動画編集ソフトにも有料の動画編集ソフトにもそれぞれ魅力があります。
自分にあったソフト選びをして、他のYouTuberたちと差を付けてみてはいかがでしょうか。
今回は以上です。
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また別の記事でお会いしましょう。
いつも拝見させていただいております!
主に総統さんのスターウォーズバトルフロント2の動画を視聴しています。
早速質問で恐縮なのですが、動画のビットレートはおいくつにされていますでしょうか?
私も同じゲームの動画投稿をしてみましたが1080P60でも4K60でもブロックノイズがひどい状況でした。
草などが多いマップで特に発生します。
総統さんの動画は同じマップでも画質がとても綺麗な印象です。
何か解決策があればご教授賜りたく思いコメントさせていただきました。
ちなみに私はMP4 H.264 4K60 ビットレート165000Kb/s 無料版ダヴィンチリゾルブエンコードです。
お忙しいと存じますが是非ご返信よろしくお願いいたします。
コメントありがとうございます。
自分の動画のビットレートはだいたい「10000kbps」くらいですね。
MP4、H264で書き出してるので設定としては似てそうです。
ブロックノイズが発生するのは、恐らく似たような映像(草むらなど)が連続していたり、早い動きの場面でエンコーダーが対応してきれていないからなのかなぁと思ってます。
エンコーダーがPCスペックを活かしきれていない可能性もありますね。
残念ながら「ダヴィンチリゾルブエンコード」を存じ上げないので、何とも言えないんですが、記事でも解説していた「GPU依存」のエンコードが出来ていないのかもです。
・GPUやメモリ、CPUのスペックを見直す
・編集ソフトを違うものに変える
この辺が解決策に繋がりそうです。
参考になれば幸いです!