YouTuberやゲーム実況者の「未来の働き方」について考える
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どうも。鳥の爪団 総統です。
今回は、YouTuberやゲーム実況者の「未来の働き方」について考えていきます。
- 目次
- ・ノマドワーカーとは
・筆者の現在の働き方
・日本の「現在の働き方」と「未来の働き方」
・Living Anywhereという考え方
・ゲーム実況に新しい風を吹かす「Google Stadia」
・YouTubeはなくなるのか
・ワクワクする働き方を目指す
私自身もYouTubeでゲーム実況をしていて、更にIT関連の仕事をして生計を立てています。そして、このブログを始めてから2週間ほど経ちました。
ブログを書く時は家ではなく、好きな場所で記事の構想を練ることが多いです。近所のカフェやマクドナルドに行ったり、電車の中の隙間時間を使ったりしています。現在はブログでの収益はほとんどありませんが、将来的にブログで記事を書くことが仕事の一つとして成立するようになれば、自分の働き方が大きく変わってくると感じています。いわゆるノマドワーカーのような働き方です。
ノマドワーカーとは
ノマドワーカーとは、会社のオフィスや自宅ではなく、カフェやコワーキングスペースなどの場所で、ノートパソコンやタブレットなどの端末を使って仕事を行う人のことを指します。ノマド(nomado)は英語で遊牧民を意味します。遊牧民は、季節の変化とともに牧草地帯を移動し、生活する民族のことです。ノマドワーカーとは、遊牧民のようにある一定の場所ではなく場所を変えながら自由なスタイルで仕事をする働き方です。
引用元・参考サイト
≫ ノマドワーカーとは?働く場所や職種、年収などの疑問を徹底解説
筆者の現在の働き方
私は普段YouTubeでのゲーム実況とIT関連の仕事で生計を立てていますが、ゲーム実況という性質上、ゲーミングPCといわれるような大きなPCやPS4などの機材が必須です。大きい機材を持ち運ぶことはできないので、自宅での作業になってしまいます。
IT関連の仕事は電車で移動し、会社へ行っています。会社へ行く頻度は週2日程度です。
つまり現在の筆者の働き方、暮らし方は、以下の通りです。
- ・住居(賃貸):固定された住居
・仕事(YouTube):自宅
・仕事(IT):主に会社
・仕事(ブログ):カフェなど好きな場所
将来的には会社に行かない働き方へとシフトしていきたいなと考えています。また、日本は物価が高いので、時々「海外移住もいいなぁ」なんて思うこともあります。
日本の「現在の働き方」と「未来の働き方」
現在の日本では、朝早くに起きて、満員電車に揺られ、遅くまで仕事をして帰宅する。自宅と会社(学校)を往復する生活がスタンダードです。
しかし、未来はもっと自由な生活になっていきます。世間では「働き方改革」が叫ばれ、徐々に自由な働き方を企業も認めてきていますよね。システムや技術面、法律、インフラの整備が整えばこの動きは更に加速するはずです。
Living Anywhereという考え方
皆さんは「Living Anywhere・Working Anywhere」という言葉をご存知でしょうか。
筆者は2年ほど前に知り、とても関心を持ちました。面白い記事やサイトなので興味を持った方は是非読んでみてください。
引用元・参考サイト
≫ 自分らしくを、もっと自由に。Living Anywhereとは何か?
≫ 共同運営型コミュニティ「Living Anywhere Commons」プロジェクトを始動
Living Anywhereとは
- 水。電気。住宅。食料。通信。医療。教育。仕事。
これら全て、人にとって必要不可欠なものが、地球上のどこにいたって、極端な話、月でだって自分のものになる。ライフラインの限界から解放された時、人はどういう生き方をするのだろうか。 - というようなものです。
壮大な話しに聞こえますが、今、大手のIT関連会社を中心に「Living Anywhere」に関心を持つ企業は増えてきています。そして現実のモノにするべく奮闘しています。
ゲーム実況に新しい風を吹かす「Google Stadia」
では、ゲーム実況はどのように変化していくのでしょう。「Living Anywhere」はまだまだ現実的ではない部分もありますが、ゲーム業界にも制約を解放する流れは実際に起きています。今年の3月にGoogleの新ゲームサービスが発表されました。「Google Stadia」です。
Stadia(スタディア/ステイディア) とは
Stadia(スタディア/ステイディア) とは
「Stadia(スタディア/ステイディア)」は、グーグルが2019年から新たに始めるゲームストリーミングプラットフォームサービス。 従来であれば、高画質のゲームをプレイするにはゲーム機やPCが必要となるが、Stadiaはハードに依存せずハイクオリティなゲームが遊べるのが特徴だ。 画質は4K、60fpsというPS4 ProやXboxOneと同レベルの高画質かつなめらかな動きのゲーム体験が可能。
ゲームのダウンロードが不要のため、スマホやTV、PCといったインターネット接続出来る端末さえあればすぐにゲームが遊べるようになるのが特徴だ。
引用元・参考サイト
≫ Stadia(スタディア)最新情報 | 配信日やソフトも紹介
近い未来起きるゲーム実況者の新しい働き方
「Google Stadia」のようにインターネット接続が出来るだけでゲームが楽しめるようになれば、かなり革新的です。更に「Google Stadia」は、生放送中に視聴者にプレイさせることもできるので、同じ空間をより楽しめるようになります。ゲーム実況者も企画の幅が広がり、こんな働き方がしやすくなります。
パターン①
渋谷のYouTubeスタジオにスタディアとノートPCだけを持って行って撮影&生放送。
そのあと近くのお気に入りのカフェで編集作業
夕方から友達と映画を見て、ご飯。
このように大きい機材を持ち歩くことなく、高画質なゲームをどこでも配信できるようになります。
他にも倫理的問題などもありますが、こんな企画を実現することもできます。
パターン②
海外の心霊スポットにスタディアとノートパソコンだけを持って行って撮影&生放送。
その後、ホテルや現地のシェアハウスに泊まって、現地の様子をブログの記事に。翌日は観光をして帰国。
もし、この企画にYouTubeっぽい動画タイトルを付けるなら…
【閲覧注意】海外の心霊スポットでホラーゲームを実況したらヤバいことに!?
とかでしょうか。
今回は現実味のあるパターンをお伝えしましたが、極端な話、アマゾンの密林でだって、サハラ砂漠でだって仕事や生活が安定してできるようになる未来が来るかもしれません。既に大手YouTuber(特に実写チャンネル)はこれに近い働き方をしている人もいます。
YouTubeはなくなるのか
また、YouTuberやゲーム実況者の働き方というテーマで話している以上、そもそも「YouTube」はなくなるのではないか?といった意見もあるかもしれませんが、私個人はまったく心配していません。配信するプラットフォームが変わっていく可能性は十分ありますが、むしろ動画ビジネスは増えてきています。もしYouTubeがなくなったとしても、新たな環境で今までのノウハウは通用します。更に既存のファンがついてくるので、どんなプラットフォームになっても生活に困ることはないでしょう。
ワクワクする働き方を目指す
未来がどうなっていくのか考えるとワクワクしてきませんか。
私はとてもワクワクしてきます。
こういった話を聞くと「私にはそんなの無理だよ。」とか「YouTuberとか一部の人だけでしょ」とかネガティブな意見も出てくると思います。それはそれでいいと思います。近い将来、自分がどんな働き方や生き方をしていきたいのか、まずは無意識の内に自分自身で縛ってしまっている「自分の価値観」という制約をドンドン取っ払っていきたいですね。自分では無理だと思っていても、実は案外近くで自分の仕事や暮らし方と大きく関係してる技術革新は起こっているのかもしれません。
「Living Anywhere」はもうすぐそこまで来ています。
今回は以上です。
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また別の記事でお会いしましょう。
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