この記事は、ゲーム実況者やYouTuberを目指している人、実際に活動してる人向けの記事です。YouTubeの動画タイトルの付け方で悩んでいる初心者さんなどの参考になれば嬉しいです。
どうも。鳥の爪団 総統です。
筆者はYouTubeでゲーム実況をしています。
現在のチャンネル登録者数は約61000人です。
説得力の為に書きますが、筆者はゲーム実況で生計を立てています。
興味を持った方は是非見に来てくださいね。
今回は「YouTubeの動画タイトルについて」です。
タイトルを付ける際に気をつけるポイントや具体的にヒットしやすい例などをご紹介していきます。
筆者の専門分野はゲーム実況です。
お話するノウハウは、ゲーム実況においてのタイトルの付け方が中心ですが、実写で活動してる方にも参考になるはず。
- 【目次】
- ・YouTubeにおいてのタイトルの重要性
- 1:動画の内容を簡潔に説明してみる
- 2:視聴者が先を知りたくなるタイトルを付けてみる
- 3:視聴者に問いかけてみる
- 4:視聴者に何かを禁止してみる
- 5:一番興味を引く言葉をタイトルの前半に入れてみる
- 6:時間を入れてみる
- 7:シリーズならナンバリングを入れてみる
- 8:第三者を介した情報だということをタイトルにしてみる
- 9:視聴者がどういう感情になってほしいか考えてみる
- 10:有益な情報と感じるような言葉を入れてみる
- 11:ゲーム自体の知名度を考える
- 12:自分の中でテンプレートを制作してみる
- 13:自分の中のテンプレートを崩してみる
- 14:記号を上手く使って可読性を上げてみる
- 15:問題を指摘してみる
- 16:動画内の心情をタイトルにする
- 17:SEOを意識してみる
- 18:「誰が実況してる」はいらない
- ・まとめ
YouTubeにおいてのタイトルの重要性
YouTubeに動画を投稿するうえでタイトルは重要な要素です。
視聴者は、数ある動画の中から気になったタイトルをクリックし、動画を見るわけですから、タイトルはまさに「視聴者の入口」です。
サムネイルも同様。
- お店に売ってる商品に例えるなら
- 「おいしいあんぱん」という商品名
- →動画のタイトル
- 優しい雰囲気のパッケージ
- →動画のサムネイル
ということになります。
そこから商品(動画の中身)を食べ、美味しいかどうかを判断します。
“まずは手に取ってもらう” ここが重要です。
どんなに美味しい中身が入っていても、食べてもらわなければ美味しさは伝わりません。
タイトルの重要性は理解していただけたと思うので、具体的な例をドンドンご紹介していきますね。
1:動画の内容を簡潔に説明してみる
動画の内容を簡潔に説明したタイトルにしてみましょう。
視聴者が動画の内容を想像しやすくなります。
シンプルで伝わりやすいことが大事です。
例「〇〇してみた」
2:視聴者が先を知りたくなるタイトルを付けてみる
視聴者が先を知りたくなるタイトルを付けてみましょう。
「この先どうなっちゃうの?」と想像力を働かせることが重要です。
心理学用語で「ツァイガルニク効果」というのですが、「人は、未完成だったり、途中で中断している事柄に対して、より強く記憶したり印象を持ちます。」
これを利用したのが、ドラマの次回予告などです。
YouTubeの動画タイトルでも続き(動画の内容)が気になるよう工夫したり、動画の最後に次回予告を入れてみるのもいいと思います。
例「〇〇が〇〇した結果ww」
3:視聴者に問いかけてみる
視聴者に問いかけるタイトルにしてみましょう。
「どう思う?」と言われたら答えたくなりますよね。
思わず動画をクリックしたくなるでしょう。
例「こんなに〇〇な〇〇って見たことあります?」
4:視聴者に何かを禁止してみる
「人は禁止されたり、ダメだと言われると逆にやりたくなります」
こんな経験はありませんか。「絶対に言っちゃダメだよ。秘密だよ。」と言われて誰かに言いたくなったこと。
これは心理学用語で「カリギュラ効果」と言います。
動画タイトルでも「カリギュラ効果」を意識してみましょう。
例「ビビリは視聴禁止。〇〇なホラーゲームが怖すぎる」
実例紹介
5:一番興味を引く言葉をタイトルの前半に入れてみる
動画のタイトルの前半を意識してみましょう。
タイトルは長ければ長い程、後半の文字が隠れてしまいます。
伝えたいことの優先順位を考えたり、インパクトのある言葉を動画タイトルの前半に付けましょう。
例「ガチ絶叫:〇〇が〇〇するドッキリがヤバすぎるww」
6:時間を入れてみる
人にとって時間という単位は非常に身近です。
時間を上手くタイトルにすれば動画内容の凄さや異常さが伝わりやすくなります。
例「24時間で〇〇する!過酷すぎる〇〇に発狂寸前?!」
7:シリーズならナンバリングを入れてみる
シリーズで投稿してる動画ならナンバリングを入れてみましょう。
視聴者は続きを探しやすくなるので、継続的な視聴が望めます。
逆に「シリーズなら見なくていいや」と離れる視聴者も一定数いるので、あえてナンバリングを外したり、”シーズン2″などと言い換えることで、新規視聴者や復帰勢を取り込むのも一つの手です。
例 「#7 【マイクラ】〇〇3秒前?!〇〇が〇〇すぎた」
8:第三者を介した情報だということをタイトルにしてみる
「人は第三者が介した情報や噂話の方が本人から伝えられるよりも影響が大きくなったり、信憑性が増します。」
心理学用語で「ウィンザー効果」といいます。
よく見かける宣伝文句「ネットで評判の〜」とか「今海外で流行中の〜」という伝え方は「ウィンザー効果」を利用してると言えます。
例「視聴者からタレコミがあった!〇〇のヤバさについて解説します。」
9:視聴者がどういう感情になってほしいか考えてみる
動画のタイトルを読んで視聴者がどういう感情になってほしいのか考えてみましょう。
喜んでほしいのか、悲しんでほしいのか、イラッとしてほしいのか、笑ってほしいのか、心配してほしいのか、役に立ちそうだと思ってほしいのか。
色々なパターンがあると思いますが、感情を動かすようなタイトルを意識してみましょう。
例【悲報】皆さんにお話しないといけないことがあります…
10:有益な情報と感じるような言葉を入れてみる
YouTubeを情報収集の目的で視聴している人も多いです。
有益な情報を発信していって誰かの役に立つことを意識しましょう。
ゲーム実況なら攻略情報やアップデート内容も有益な情報です。普通の人ならまとめるのが大変なことや試すのが難しいことを動画にして、タイトルにそれを想起させる言葉を入れます。
例「検証!10万円で〇〇はコンプできる?!ガチャの闇を暴く!」
11:ゲーム自体の知名度を考える
ゲーム実況動画のタイトルを考えるうえで「ゲーム自体の知名度」はとても重要です。
例えば「マインクラフト」という言葉で検索する人は多いと思いますが、マインクラフトに似たゲーム「Ylands」を知ってる人は殆どいません。
※ちなみにこのゲームは「マインクラフト 似たゲーム」で検索したらヒットしました。
こういうマイナーなゲームを実況する場合は、タイトルに「マイクラ風」など視聴者にとって馴染みのある言葉を使うのがよいでしょう。
マイナー作品であってもタイトルにゲーム名を入れたい場合は、以下のように優先度を下げ、タイトル後半に持ってくるといいと思います。
例:知らなきゃ損!船も作れるマイクラ風のゲームが楽しすぎる!【Ylands】#1
12:自分の中でテンプレートを制作してみる
動画投稿を続けていると、その投稿者毎に法則性が出来てくると思います。
いわゆるテンプレートが出来てきます。
タイトルのテンプレートが出来れば、考える時に当てはめていくだけになるので楽になります。
例【ゲームジャンル名】動画の内容を簡潔に【ゲーム名】#ナンバリング
こんな感じでテンプレートを作るとタイトルを考える時間が短くなり、作業効率がアップします。
13:自分の中のテンプレートを崩してみる
あえてテンプレートを崩してみましょう。
上記で書いたようにテンプレートは作業効率がアップします。
その一方でワンパターンになるというデメリットもあります。
テンプレートは楽なので、使ってしまいがちです。
たまにはABテスト的にタイトルを試してみて、クリック率の高いタイトルを模索してみましょう。
- いつもなら…
- 【ホラーゲーム】廃墟でうずくまる女性に声をかけたら…【ゲーム名】#ナンバリング
- 少し崩して…
- これは悩む…廃墟に顔面蒼白の女性がいるんだけど声かける?【ホラーゲーム】#ナンバリング
YouTubeのタイトルに正解はありません。
自分で決めた型に縛られずドンドン変更していきましょう。
14:記号を上手く使って可読性を上げてみる
記号を上手く使って可読性を上げましょう。
具体的には
「」【】『』: 、 。など
何文字か入れたら記号を使って区切ると、読みやすいタイトルになります。
例【ドッキリ】誰々の〇〇に『〇〇』を仕掛けたらとんでもないことにww
15:問題を指摘してみる
問題を指摘してみたり、議題を提案してみましょう。
時には議論の場を設けたりすることは価値になります。
ゲーム実況でいうなら運営に対する意見を発することもここに含みます。
他人の何かを指摘するということは、リスクもあります。
場合によっては、炎上する可能性もあるので注意が必要です。
例「〇〇さん、それ危険です。〇〇が〇〇な理由を解説します。」
実例紹介
16:動画内の心情をタイトルにする
動画を収録していた時やその当時に思っていたことを率直にタイトルにしてみましょう。
心の声を文字にするとリアリティが生まれます。
例「嘘だろ…〇〇が〇〇とか信じねぇぞ…」
17:SEOを意識してみる
SEOを意識して動画タイトルをつけてみましょう。
簡単に説明するなら、SEOとは「検索されやすいワード」を入れたり、検索エンジンに最適化することです。
例えば、貴方が映画を扱うチャンネルを持っていて、「SF映画」に関する動画を作ろうとしていたとします。
「SF映画」と検索に入れたら次に何が検索されているのか注目してみます。
「SF映画 宇宙船」「SF映画 紹介」などこの辺りが動画のネタになりそうですね。
そこからネタを作り、
例:SF映画の宇宙船を比較して紹介!スターウォーズの”あれ”はやはりデカかった!
こんな感じの動画が出来そうです。
「SF映画」「宇宙船」「紹介」「スターウォーズ」という言葉が入っているので、検索にも最適化されていそうですし、動画のネタとしても価値が生まれそうですね。
18:「誰が実況してる」はいらない
よく初心者がやりがちなんですが、有名実況者に憧れて「誰々が実況する〇〇」みたいなタイトル付けちゃってますよね。
自己顕示欲は満たされるかもしれませんが、あれ全く見たいと思えません。
既に有名人なら、”その人がやること自体” に価値が発生するのですが、残酷なことに視聴者はそれ程あなたに興味がありません。
厳しい意見かもしれませんが事実。
大概は「貴方の名前でない検索ワード」や「関連動画」からたどり着いているはず。
名前より優先すべき言葉をタイトルにすると伸びるキッカケになると思います。
動画が伸びてきて、名前で検索される回数が増えてきたらタイトルに入れるのもアリです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
繰り返しになりますが、「動画のタイトル」はとても重要です。
タイトルは視聴者の入り口であり、YouTube集客において、一番上位の部分にあたります。
YouTubeの集客は逆三角形をイメージするとよいです。
- 【YouTubeからファンを獲得する】
- タイトルやサムネイルを見て興味を持つ
- ↓
- 視聴をクリック(タップ)
- ↓
- 動画を見る
- ↓
- 高評価やチャンネル登録
- ↓
- 更に興味を持ち、TwitterなどのSNSに到達
- ↓
- 有料サービスや商品などを購入
こんな感じで逆三角形でドンドンあなたのファンになっていきます。
より深い層のファンを獲得する為には、魅力的な動画タイトルをつけて、まずは多くの人の目に触れることが重要です。
今まであまり考えたことがなかったという人は、この機会にタイトルを工夫して他のYouTuberたちと差を付けてみてはいかがでしょうか。
今回は以上です。
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